

プラークとはデンタルプラークとも歯垢(しこう)呼ばれ、食べかすではありません。細菌のかたまりなのです。しかもプラーク1g中には1~3兆個の細菌が含まれているのです。このプラークがむし歯や歯周病の原因なのです。
主に歯ブラシによる歯磨きがあげられますが、他にもデンタルフロスや糸ようじによる歯磨き、歯間ブラシによる歯磨き、リステリンなどによる、ぶくぶくうがい、砂糖摂取の制限、歯科医院で行うPMTC(機械的歯面清掃)などがあげられます。

ヘッド(歯ブラシの毛がはえている所)は小さめがいいでしょう。
歯ブラシの柄はストレートで毛の硬さは普通かやや硬めがいいでしょう。
歯ブラシの毛はナイロン製(動物の毛は柔らかすぎて不可)がいいでしょう。

このように反対側から見て毛がはみだしたら、交換の時期です。最低でも3ヶ月は1本の歯ブラシがもつようにしましょう。3ヶ月未満で歯ブラシの毛が開いて交換するのは持ち方が悪いか、力の入りすぎです。直しましょう。一番上手な人は1日3回磨いても1年間歯ブラシがほとんど開かなかったそうです。

このように3本の指で鉛筆を持つように持ちましょう。5本の指で歯ブラシを握るように持つと力がはいりすぎ、すぐに毛先が開いてしまい歯垢を落としにくくなりますので注意しましょう。

まず、歯ブラシを水にぬらすだけで、歯磨き粉をつけないで磨いてみましょう。歯磨き粉をつけないで磨くことにより、歯磨き粉の爽快感にごまかされずに、自分の舌で歯に歯垢が付いてるのが感じ取れるようになるはずです。また歯磨き粉を使うと歯磨き粉のあぶくで歯ブラシが歯にきちんと当たっているかを確認しづらいということもあります。歯磨き粉を使いたい人は最後に仕上げで歯磨き粉を少しつけて磨きましょう。

歯磨き粉の量は左写真のように歯ブラシの毛先の3分の1位の量で充分です。それ以上たくさんつけても、歯磨き粉の効果は変わりません。研磨剤を多く含んでいる歯磨き粉の場合、たくさんつけ過ぎて知覚過敏になる場合もありますのでご注意ください。

歯磨き粉はつけてもつけなくてもいいと思います。歯磨き粉の効果はあまり期待していませんので、薬用であろうとなかろうと、塩入でもフッ素入りでもなんでもいいと思います。「歯垢を落とすのは歯ブラシの毛先の弾力による機械的な力である」ことをお忘れなく。また「歯を白くする」といったうたい文句の歯磨き粉は研磨剤を多く含んでいることが多く、歯の付け根などをすり減らし知覚過敏になる恐れがあるので歯科医に相談の上お使い下さい。
やはり1回の時間は最低3分は必要と思われます。 日本人の歯磨き時間は平均20秒というデータもある位ですから3分という時間がいかに長いか1度ストップウオッチか砂時計で測ってみてはいかがでしょうか。 歯磨きの最初から歯磨き粉をつけると、あぶくですぐにうがいをしてしまうので最初は水で歯ブラシをぬらしただけで歯を磨くことをお勧めします。
1日2回は少なくても磨きましょう。特に寝る前の歯磨きは一番時間をかけて丁寧にして下さい。 あと朝は生理的口臭(誰にでもある口臭のこと)が一番強いのでエチケットとしても磨いたほうがいいと思います。 たとえ1日5回磨いていても1回1回の時間が短ければ歯垢は落ちません。回数よりも1日に1回はていねいに歯磨きする事を心がけてください。

歯の外側は歯に対して直角(90度)に歯ブラシをあてましょう。

歯の内側は歯に対して45度位の角度で当てましょう。

1回に歯2本分を磨く感じで小さいストローク(幅10mm以下)で20往復位しましょう。そして歯ブラシをあてる位置を2歯分づつ順次ずらしていきましょう。

前歯の内側は上の写真のように歯ブラシを当てているつもりでも実際に歯ブラシは前歯の内側に当たっていません。

歯ブラシのかかと(歯ブラシの毛の一番手に近い部分)や、つま先(毛の一番手から遠い部分)と呼ばれているところで磨くといいでしょう。

犬歯は右の写真を見てわかるように2面で構成されています。手前側の面(鉛筆で黒く塗っていない面)と奥側の面(鉛筆で黒く塗っている面)に分けて磨くようにしましょう。

まず手前側の面に歯ブラシをあてて磨きましょう。同時に後ろ側の面も磨こうとするとどちらもうまく磨けないはずです。

次に後ろ側の面に歯ブラシをあてて磨きましょう。犬歯以外の歯は1面で磨けます。

できれば磨いている最中、特に磨いた後は鏡で歯垢が落ちたかチェックしましょう。つめで歯を引っかいて白いのりのようなものが付いてきたらまだ歯垢は落ちていません。また、時には右写真の歯垢染めだし液(内田歯科では1本150円で数十回使用可)を綿棒などを使って歯に塗ると歯垢が赤く染まるので、さらに歯垢の磨き残しが確認しやすいでしょう。自身の磨き残しの癖などもよくわかるでしょう。

できれば磨いている最中、特に磨いた後は鏡で歯垢が落ちたかチェックしましょう。つめで歯を引っかいて白いのりのようなものが付いてきたらまだ歯垢は落ちていません。また、時には右写真の歯垢染めだし液(内田歯科では1本150円で数十回使用可)を綿棒などを使って歯に塗ると歯垢が赤く染まるので、さらに歯垢の磨き残しが確認しやすいでしょう。自身の磨き残しの癖などもよくわかるでしょう。

■食べカス(食べ物)が歯垢に変わるまでに24時間程度かかると言われています。従って、食べ終わってすぐに磨く必要はないのです。ただ寝る前に磨かないと寝てる間に古い食べカスが歯垢に変わる可能性があるので、寝る前は必ず磨く必要があるのです。

■歯ブラシは小刻みに10mm以下の巾で動かしましょう。 イメージとしてはゴシゴシではなくシュッシュッという感じです。
■上の奥歯の外側を磨く時だけは口を閉じましょう。口を大きく開けると歯ブラシが手前に押し出され一番奥歯の外側に歯ブラシが当たらない時があります。注意しましょう。

①デンタルフロスは歯と歯の間を掃除する道具です。デンタルフロスにはすべりをよくするためのワックス(ろう)がついてるタイプとワックスがついてないタイプの2種類があります。はじめて使う方にはワックスがついてるタイプをお勧めします。

②デンタルフロスを使う時は30~40cm位の長さにカットします。デンタルフロスの使用に慣れてくればもっと短い長さでも平気です。

③まず両方の中指に3~4回巻きつけます。次に人差し指と人差し指の間のフロスが5~10cm位になるように長さを調節します。

④片方の人差し指だけをデンタルフロスを指先に引っかけた状態で口の中に入れます。その状態で歯と歯の間に当てて(前後にゆっくり動かしながら)歯ぐきの方向に移動させます。歯ぐきまで到達したら、戻して下さい。歯ぐきを傷つけないように鏡を見ながらやってみて下さい。

40歳以上の方は、歯と歯の間のプラークコントロールには、デンタルフロスや糸ようじではなく「歯間ブラシ」を使いましょう。歯周病の原因となる歯と歯の間のプラーク(特に歯ぐきに近い場所のプラーク)はデンタルフロスや糸ようじで取るのは難しいのです。 また爪楊枝の代わりに歯間ブラシを使うのもいいでしょう。爪楊枝では食べかすは取れてもプラークは取れません。歯間ブラシなら食べかすもプラークも取れて一石二鳥です。

歯間ブラシは歯と歯の間の歯ぐきに近いところを外側(頬側もしくは唇側)から通します。1箇所につき1往復で充分です。また通らないところを無理やり通す必要はありません。

歯間ブラシは直角に曲げると奥歯に使いやすいです。そのまま前歯にも使えますし、保存する時も曲げたままで保存してください。元に戻すと折れる可能性があります。

電動歯ブラシはもともとはお年寄りや手が不自由でうまく歯ブラシが使えない人のために考案されました。普通の歯ブラシと比べて、とりたてて歯垢がよく落ちるということはありません。あくまでも歯ブラシの1種類とお考え下さい。健常者の人(手が普通に使える人)であれば、普通の歯ブラシで上手に磨けない(磨かない?)人が電動歯ブラシを使ったからと言って上手に磨けるわけではありません。
ここで言う「ハード」「ソフト」は「硬い」「柔らかい」という意味ではありません。「歯磨き」で大事なのは「歯ブラシ」や
「歯磨き粉」などの「ハードウェア」ではなく「寝る前に時間をかけてていねいに磨くこと」やく「歯ブラシをきちんと歯にあてること」「鏡を見ながら磨くこと」などの「ソフトウェア」が大事だということです。
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