
ドライマウス(口腔乾燥症)とは唾液が少なくなり、口の中がかわく病気で、何らかの原因によって唾液が出にくくなったりお口の中が乾燥して、様々な症状を生じることをいいます。 患者さんの大半は50~70台の女性ですが、最近では40台以下の若い女性にも急増しています。不規則な生活も関係があるようです。
下記、該当症状にチェックをしてください。
| 乾いたものが食べにくい | |
| 話の途中でのどがつまり、話を続けにくい | |
| 口内炎などができやすい | |
| むし歯や歯周病になりやすい | |
| 入れ歯が落ちやすい | |
| 味がわからなくなる時がある | |
| 口臭が気になる |

ドライマウスに関連して「シェーグレン症候群」という病気が注目されています
「シェーグレン症候群」とは涙腺や唾液腺を侵す自己免疫疾患で、その症状は目が乾く、口が渇く、耳下腺の腫れの繰り返し、リウマチ様関節炎などがあります。中年の女性に多く見られ、唾液量の低下によりむし歯の増加が見られます。
☆自己免疫疾患とは本来は細菌・ウイルス・腫瘍などの自己と異なる異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状をおこす疾患のことです。
ドライマウスの予防法

唾液分泌マッサージについて
食後や寝る前にうがいをして、まず口の中を潤しましょう。薬局で売っている保湿ジェルを片方の手の人差し指か中指につけましょう。頬の内側をその保湿ジェルをつけた指でゆっくりと10回程度マッサージしてみましょう。反対側の手は頬の外側を軽く押さえてください。(右の写真参照)指が唾液でしめってくるのがわかると思います。反対側も同じ様にマッサージしましょう。
ドライマウスの治療法

ほおっておいても7~14日でなおりますが、早く治したい方、痛みがひどい方は上記の予防法と以下の方法を試してみましょう。それでも駄目な場合は歯科医院に行きましょう。

①副腎皮質ホルモン(ステロイド)を含んだ口内炎用の軟膏
この軟膏を1日に1~4回患部に塗ります。

②レーザー治療
患部にレーザーを1~数回あてれば治ります。

口内炎や唇の端にできる口角炎にはビタミンB2が効くと言われています。ビタミンB2は豚肉や納豆、アーモンド、鮭、レバーなどに多く含まれています。あるいはビタミンB群を含んだサプリメント(右写真)なども効果的です。